ビームスに関連のあるヒトたちの「ノリモノ」とそこにまつわる「ライフスタイル」を覗き見る連載「RIDE ON」。登場人物たちの個性豊かなLIDESTYLEを紹介します。
今月は初めての女性スタッフが登場。
日々、移動するための足が欲しい!という思いから、見つけたベストな一台。
それを乗り回す姿は本当に楽しそうです!
【ノルヒト】加瀬谷 純奈(ピルグリム サーフ+サプライ アシスタント)


いま自転車の人気がすごい。
欲しい車種の入荷を待って1年経過……なんてことは日常茶飯事。
今回の主人公である加瀬谷さんは、そんな自転車人気の最中となる2年前に、タイミングよく現在の相棒と出合い、その後は日々の移動手段として毎日乗っているとか。
「自転車での移動ありきで、1日の行動が決まりますね」
という言葉からも、いかに自転車を中心としたライフスタイルを送っているかが分かりますね!
「洋服選びもいまや自転車に乗ることが前提です(笑)」という通り、格好はカジュアルテイスト。しかしスポーティに偏るのではなく、しっかり女性らしさも感じるコーディネートにまとまっています。
【ノリモノ】RIVENDELL「CLEM SMITH Jr」





購入:2020年7月
価格:about ¥30万
アメリカの自転車ブランド「RIVENDELL(リヴェンデル)」のクレム スミス ジュニアが加瀬谷さんの愛車。跨ぎやすくスカートでも乗りやすい、Lスタイルといわれるトップチューブが低くなったフレームデザインが特徴的です。
街乗りコミューターバイクとして安定した走行性能を持ち、普段の買い物はもちろん、ちょっとしたツーリングから時にはライトなトレイルライドまで、幅広くこなしてくれるオールラウンダー。汎用性の高さから老若男女問わず選ばれている名車です。




ギアやチェーン、クランクなどといった機関部分は販売店である「ブルーラグ」にて組み上げ済み。しかしサドルやグリップといった自転車の中でもメインビジュアルとなる部分は、購入者自身が好みのパーツをセレクトできるセミオーダースタイル。購入者自身の個性をプラスする、そんな余白を残した準完成車と言うところでしょうか。
当然、加瀬谷さんも自身でパーツをセレクト。特に「焼豚(チャーシュー)」と本人が揶揄するグリップがお気に入りポイントで、「本当はもっとキレイだったのに!」と現状を嘆き悔しがる始末(笑)。
それだけ日々たくさん乗っている、ってことでALL OKです!
【ノルモノ】Lock & Bag

フロントには大きなカゴを付け、積載性もともなう加瀬谷さんの自転車。そこには盗難防止用のロックがシステマチックに収納されています。
「自転車に乗るようになってからは、基本的にバックパックやショルダーバッグを使うことが増えました。でも結局カゴに入れて乗ることも多いです」

この日使っていたショルダーバッグも前カゴにピッタリ。
「新しいバッグを選んでる時とかも、自転車のカゴに入るかな〜?とか無意識のうちに考えてるんですよ」
ライフスタイルの中心に常に自転車がある!ということですね。
【RIDE ON】To Be Continued

「決して早く走ることはできない自転車っていうのを聞いた時、自分にピッタリだなって思ったんです」といって笑う加瀬谷さん。のんびりとした柔らかい口調に、その言葉の説得力が詰まっていました。
次回の「”LIDE”STYLE -日々のノリモノ-」もお楽しみに。

See You Again!
取材 / 文:岡本546
写真:菊地 晶太