TSUKASA NAKAO
(BEAMS MEN SHIBUYA SHOP MANAGER)

“LIDE”STYLE  -日々のノリモノ- vol.2

中尾 司 (ビームス メン 渋谷 ショップマネージャー)
at 原宿
2022.05.11
LIFESTYLE + RIDE STYLE →→→「 LIDESTYLE」
ビームスに関連のあるヒトたちの「ノリモノ」とそこにまつわる「ライフスタイル」を覗き見る連載「RIDE ON」。登場人物たちの個性豊かなLIDESTYLEを紹介します。
今月はまさに「ライフスタイル」の中で原付バイクに乗る、中尾さんをピックアップ! 
50ccといえど侮るなかれ。しっかりとスタイルのあるバイクをセレクトする中尾さんのこだわりが、そこには感じられました。

【ノルヒト】中尾 司(ビームス メン 渋谷 ショップマネージャー)

中尾さんは、以前、別記事である「ACTIVE STYLE with CAR ビームスのヒトとクルマ」にて愛車であるランドローバー「ディスカバリー3」とともに出演。スノーボードへの遠征スタイルを紹介しています。

そこからガラッと変わり今回は原付バイク! 北海道出身の中尾さんは、なんでも20代前半の頃からずっとバイクに乗っており、途切れたことがないのだそう。当然いまも移動手段としてフル活用しており、まさにLIFESTYLEに溶け込んだRIDE STYLEの持ち主なんです。

“LIDE”STYLEにピッタリですね!

VEST:
ENGINEERED GARMENTS ¥92,400 (inc.tax)
LONGSLEEVE T-SHIRT:
BEAMS ¥8,250 (inc.tax)
PANTS:
scye
SHOES:
Salomon ¥30,800 (inc.tax)
CAP:
DECHO


ラインディングスタイルはカジュアルそのもの。「バイクに乗るときも、店頭に立つときも、スタイルに特別大きな差はないですね」という通り、ほどよくユルさのある自然なスタイリングが印象的です。

【ノリモノ】YAMAHA「BW’S 50」

年式:2016年
購入:2018年
価格:20万

丸目のデュアルヘドライトがなんとも愛らしく、アウトドアな印象を残すヤマハの「ビーウィズ」。

その経歴は決して華やかなものではなく、1988年のオフロードブームの最中に登場した初代は短命に終わりました。しかし10年後の1998年に復活すると、スクーターでありながらSUV感覚を謳った、稀有なモデルとして一躍人気車種へと成長。以降20年近くロングセラーを記録するものの、2017年に惜しまれつつ生産が終了されました。

しかしながら現在でも台湾ヤマハから新型がリリースされており、その独自のコンセプトはワールドワイドで支持され、系譜は途絶えることなくいまなお受け継がれています。

決してやりすぎることなく、しかし効果的にステッカーチューンされた中尾さんのビーウィズ。

この車種を選んだ理由については、「もともとアドベンチャーバイクに憧れていたのと、50ccながら車体サイズは同じビーウィズの125ccのものと同等だったことが決め手です。大きいサイズの方がゆったり乗れてボクには合っているんです」とのこと。

なんとも自然体なスタイルが、“らしさ”を物語っています。

【ノルモノ】Seasonal Equipment

「乗るときの服装は普段と変わらないですが、装備や備え置くものは季節によって変えています」という中尾さん。

左側が冬セット、右側が夏セット。

ヘルメットはフルフェイスとジェットタイプ、グローブも厚手のものと薄手のものを使い分けています。また冬場は防寒としてバラクラバをヘルメットの下に被り、夏場は突然の雨や強い日差しに対応できるようパッカブルタイプの雨具とサングラスを常備。 「ロングライドとかはせず、近所の買い物や移動に使っているので、装備はこれくらいで十分です。荒天のときはそもそも乗らないので(笑)

【RIDE ON】To Be Continued

生活の中にある移動手段としてスクーター。クルマの時にも感じた、ノリモノに対する中尾さんの道具的なアプローチがより明確に。そして自身の嗜好を色濃く写すライトカスタム季節ごとの装備も相まって、独特なスタイルがそこには生まれていました。

次回の「”LIDE”STYLE -日々のノリモノ-」もお楽しみに。

See You Again!

取材 / 文:岡本546
写真:菊地 晶太

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