選ぶ楽しさを、いつもの日用品にも。
エルモアの新しいボックスティシュー。

FEATURE

“これで”じゃなくて
“これが”いい!

SELECTOR

天池 隆佑

BEAMS BUSINESS PRODUCE

部屋の印象をつくるのは、家具や照明だけではありません。毎日目にし、手に取る日用品もまた、その空間の一部です。今回紹介する〈エルモア Kazaru×Krafty by BEAMS DESIGN〉のボックスティシューは、クラフト感がある、まるで民芸品のような見た目。だからこそ、こだわりが詰まった家であっても、しっかりと馴染んでくれるのです。今回はビームス スタッフ3組の家にお邪魔して、このボックスティシューがもたらした、小さいけれど大きな変化を聞きました。

Case1 天池隆佑さん

「隠すもの」だったティシューが、
部屋のポイントに!

2025年から、この家での暮らしが始まりました。

部屋に置くものは、「ザ・何々」みたいな記号的でわかりやすいものはあまり選びません。一般には知られていなくても、自分が心から欲しいと思ったものだけを置いています。象徴的なのがベロアのソファ。有名なデザイナーのものではないですが、一目惚れして、ずっと愛用しています。

好みでいえば、ごちゃつきが好きなんです。そのごちゃごちゃ感をいかにまとめていくか、を常々考えています。決まりきったひとつのテイストで固めるのではなく、異なる時代や背景を持つモノ同士を混ざり合わせることで、部屋に心地よい奥行きが生まれる気がするんです。

そんな私の部屋にとって、ボックスティシューはずっと悩みの種でした。生活に絶対不可欠なのに、そのまま置くと部屋の雰囲気作りが難しい。これまでもカバーをかけたり、ソフトパックを買ってケースに入れ替えたりしていましたが、部屋になじむものって、意外とないんですよね。

でも、この〈エルモア Kazaru×Krafty by BEAMS DESIGN〉に出会って印象が一変しました。まず惹かれたのが、箱に使われているクラフト紙の質感。まるで民芸品のような、素朴さと温かみがある。それでいて渋くなりすぎず、今の暮らしにスッと溶け込む軽やかさがある。その絶妙なバランスが嬉しいですね。

柄は『BIRD、MOON、FLOWER、LIFE、FRUITS』の全5種。手仕事の雰囲気を纏うグラフィックデザインで、部屋の用途や雰囲気に合わせて選ぶ時間も楽しめます。

いま、私がリビングに置いているのは『BIRD』。性別も世代もインテリアのテイストも選ばない、いちばん汎用性の高い柄だと思っています。キッチンには、食事にちなんで『FRUITS』を選びました。こんな風に場所ごとに柄を選び分けるのも楽しいですね。

もうひとつ気に入っているのが、ストックも見える場所に置いておけるところです。ボックスティシューは5箱セットで買うことが多く、しまっておくと意外に場所を取ります。その点、これは一箱ずつ柄が違うので、まとめて置いても単調な印象になりません。部屋の一角にそのまま置けるぶん、限られた収納スペースを使わずに済むのも、暮らしのなかでは実用的でうれしいですね。

これまでティッシューは、なんとなく買う日用品でした。それが今では、インテリアの一部として愛着を持って選ぶ存在になっています。

Case2 益留佳汰さん・中村ほのかさん

まるで、旅行先で買ってきた
民芸品みたいなボックスティシュー。

今年の5月に籍を入れ、新婚ホヤホヤの益留です。ここには結婚する前から二人で住んでいて、今年で丸2年になります。

家を選ぶ際、立地や広さなど譲れないポイントはいろいろあったんですが、一番の決め手は和室があること。ベッドを置いて寝たかったんです。イメージは旅館やホテルにある和洋室の感じ。畳の部屋を和室として使うんじゃなくて、洋の要素も混ぜてレイアウトしています。

旅館の広縁(窓際にある椅子が置いてあるスペース)も好きで、それをイメージした場所も作りました。奥に本棚を置いて、休みの日はそこで本を読んで過ごすことが多いです。

とにかく、二人とも服もインテリアも大好きで、モノが多め。色物も柄物も大好き。ただ、ポップになりすぎるのは嫌なので、そこのバランスには気をつけて、家づくりをしています。元々、妻が古着屋で働いていたこともあって、その名残りなのか、新品より少し使い込まれたものに惹かれるところがあります。なので、家具のほとんどは、近所のリサイクルショップやフリマサイトで探して、少しずつ買い揃えています。

ボックスティシューは、これまでアイアンのケースや白いカバーをつけて使っていました。理由はシンプルで、パッケージ丸出しで家に置くと、どうしても浮いてしまうから。うちみたいに色や柄が多い部屋だと、日用品のパッケージひとつでバランスが崩れてしまうんです。でもこれは、カバーなしで置けるし、大げさじゃなくてボックスティシューに見えない。横から見ると、旅先で買ってきた民芸のお土産みたいな雰囲気すら感じます。

インテリアの話に戻りますが、ぼくはグリーンが好きなので、5つの柄の中でも『BIRD』がお気に入り。植物の近くに置くと馴染んで見えます。ダイニングには『FRUITS』、寝室は妻の希望で『MOON』を。こんな感じで、柄によって置く場所を分けるのも楽しいです。

家に占める面積としてはごくごく小さいものですが、それひとつで生活感が出てしまうティシュー。だからこそ、隠すこと一択でしたし、正直、「選ぶ」という感覚すらありませんでした。安ければいい、そばにあればいい。そんな日用品のひとつだったのに、気づけば柄を見比べて、どれにしようか考えている自分がいます。次からは、迷わず〈エルモア Kazaru×Krafty by BEAMS DESIGN〉を指名買いすると思います。

GUEST PROFILE

  • 益留 佳汰

    BEAMS FUTAKOTAMAGAWA STAFF

    1998年生まれ、東京都出身。2018年から「ビームス 吉祥寺」でショップスタッフをして働き、現在は「ビームス 二子玉川」に勤務。『東京ヤクルトスワローズ』の大ファンで、月に何度も観戦をするほど。

    @bxxr__

  • 中村 ほのか

    BEAMS OMIYA STAFF

    1997年生まれ、北海道出身。古着屋で長年働いたのち、2022年から「ビームス 吉祥寺」のショップスタッフに。2024年から「ビームス 大宮」に勤務。漫画が大好きで、最近の推しは『霧尾ファンクラブ』。

    @chonchon_carnival

Case3 村口 良

「見せる収納」に加わった新入り。

私が鎌倉に移り住んでから、今年で8年。自宅は、デザイナーさんにいちから設計してもらい、L字型の建物にしました。正直、土地を無駄なく使おうとすると、真四角に建てるのが定石です。でも、ヨーロッパやアメリカの建物でよくある中庭がどうしても欲しかったので、妻とも相談し、広くはないですが中庭を作りました。

ビームスではこれまで、ライフスタイルにまつわる業種も多く、いろんな作り手さんたちに会ってきました。彼らの思いを聞くと、プロダクトの理解も深まり、一層愛着が持てることを知りました。なので、家に置くモノもなるべく現地で見て、背景を知ってから買うことが多いです。家具も、器も、アクセサリーもそう。中庭にある街灯は、デンマークまで見に行きました。

これまでも買い物でいろいろ失敗を繰り返してきましたが、いまは本当に好きなものだけが家に並んでいます。妥協するくらいなら、多少背伸びをしても買うようになってからは、後悔することも少なくなりました。

我が家には子供が3人いて、ちょうど暴れ盛り(笑)。それでも家具や器にはこだわっていたい。それに、小さい頃からこうしたモノに触れて成長するのも、それはそれでいいんじゃないかなと考えています。

細かいところも気になる性格で、オープンストックで置いているトイレットペーパーの芯にはプリントがないものを選ぶようにしていたり、調味料もパッケージのまま棚に並べることはほとんどないです。ラベルが目に入るだけで、部屋の空気がちょっと生活感に寄ってしまう気がするんですよね。目につくところにあるものは、全部そうやってひと手間かけている感じです。ボックスティシューも例外ではなく、気に入ったパッケージのものはなかったですし、ケースも「これだ」と思えるものがないので、これまでは無難なケースに入れて、目につかない隅っこが定位置でした。

ちょっと厄介な存在でしたが、このパッケージを見たとき、素直に「これなら置ける」と思いました。どんな家具ともハマりがいいし、主張も一見すると強そうですけど、空間に置くと違和感なく馴染んでくれる。

こうしてストックをしてもいい感じです。実用品でありながら、見せる収納の一員になっています。

妥協して選んだものは、結局は使わなくなる。それは家具も器も、こうした日用品も、なんら変わらないんだなと、今回あらためて実感しました。しっかり納得して買ったものは、長く使ってもまったく飽きがこないし、むしろ愛着が増していくのだなと。

GUEST PROFILE

  • 村口 良

    BEAMS GOLF SV

    1976年生まれ、愛媛県出身。2000年から「ビームス 神戸」の販売員として働き始め、関西にある店舗の店長、エリアマネージャーやディレクターを歴任。現在は〈BEAMS GOLF〉のスーパーバイザーとして、その手腕をふるっている。時間を見つけてはサーフィンをしに、海へ行く生活を送る。3児の父。

    @ryo_muraguchi

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( PROFILE )

愛着が増す日用品。
天池 隆佑
(BEAMS BUSINESS PRODUCE)

1996年生まれ、埼玉県出身。2019年に新卒でBEAMSに入社。「ビームス 池袋」にてショップスタッフとして勤めたのちBEAMS CREATIVEへ。現在はプロデューサーとして、現場で培った顧客視点を武器に、多角的な視点から企業のプロモーションや価値創造に携わっている。趣味は盆栽。

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